「アプリダウンロードや会員登録の手間、複雑な画面遷移で途中で購入を諦めさせない。favyさんのシステムは、初めてモバイルオーダーを利用するお客様でも迷わずその場でスムーズに決済まで完了できるUIになっており、そこが非常に大きな魅力でした」

「限られた客席数で、いかにピーク時の機会損失を防ぎ、施設全体の売上を最大化させるか――」
商業施設やフードホール・フードコートを開発・運営する不動産デベロッパーにとって、客席数の制限とピーク時の混雑対応は常に大きな課題です。
2026年3月28日(土)に開業した大規模複合施設『OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)』。その3階に誕生したアトレ初の自社運営フードコート『WELLSIDE TABLE』では、favyが提供する「モバイルオーダーシステム」を活用し、新しいフードコート体験とテイクアウト需要の最大化に成功しています。
自社初となるフードコート運営でなぜfavyが選ばれたのか。開業準備の最終局面で浮き彫りになった課題と、導入の舞台裏、そして今後の展望について、プロジェクトを牽引してきた株式会社アトレのキーパーソン3名にお話を伺いました。

寺尾 淳 様(右):株式会社アトレ 大井町店 課長 現場責任者
約8年前の基本構想・計画段階からプロジェクトリーダーとして携わる。開業準備室の統括を経て、現場責任者として「OIMACHI TRACKS」商業ゾーン全体のエリア戦略および現場運営を統括した。
(※取材当時。2026年10月現在はアトレ 目黒店所属)
奥野 悠香 様(中央):株式会社アトレ 大井町店 大井町トラックス3Fエリアマネージャー
2025年4月に大井町店へ赴任。販促プロモーションの担当とともに、エリアマネージャーとして『WELLSIDE TABLE』を含む飲食・物販フロアの店舗マネジメントおよび現場オペレーション構築を担う。
花木 高宏 様(左):株式会社アトレ 開発企画部 担当課長
開発企画部としてプロジェクトに参画。『WELLSIDE TABLE』のコンセプト設計や質の高い飲食テナントのリーシングをはじめ、出店店舗の設計・施工調整から開業時の落とし込みまでをメインで担当。

『OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)』は、2026年3月28日に開業したJR大井町駅直結の大型複合施設。
ショップ&レストランをはじめ、最新鋭のオフィス、国際的なホテル、シネマコンプレックス、高層賃貸住宅など、多様な都市機能が集約されており、単なる商業施設にとどまらず、街全体に賑わいと多様なライフスタイルを創出する新たな拠点となっています。

『WELLSIDE TABLE』は、「OIMACHI TRACKS」の商業ゾーン3階の中心に位置する、アトレが自社運営に初挑戦したフードコートです。
名称にある「WELLSIDE」は、大井町の地名の由来の一つである「井戸(WELL)」と「井戸端(コミュニティ)」を掛け合わせたもの。井戸の周りに自然と人が集まり会話が生まれるように、世代や利用目的を超えて誰もが安心して集える場を目指してつくられました。
安さと手軽さが重視されがちな従来のフードコートとは一線を画し、「レストランクオリティの食体験」をコンセプトに掲げ、初出店や新業態を含むこだわりの全7店舗を誘致。大人からお子様連れのファミリーまで、幅広い層に質の高い料理と空間を提供しています。

「OIMACHI TRACKS」プロジェクトの基本構想がスタートしたのは、今から約8年前のこと。通常、新規開業の際は独立した「開業準備室」を立ち上げ、開発から現場運営へと明確に役割を引き継ぐケースが多い中、今回は大井町店の中で兼務しながら準備を進めるという、珍しい体制で進められてきました。
寺尾様「私自身は基本構想・計画の立ち上げ段階からプロジェクトリーダーを務め、開業準備室の統括を経て、現在は現場責任者として運営を担当しています。今回は開発側と現場側が重なり合いながら、ノウハウをグラデーションのようにスムーズに引き継いできた珍しいプロジェクトです」
本社開発企画部として主に飲食エリアのリーシングや設計・施工調整を担当してきた花木様、そして開業約1年前の2025年4月に赴任し、販促プロモーションと3階エリアの店舗担当として現場オペレーションを組み上げてきた奥野様など、メンバーが一丸となって「アトレ初のフードコート」という未知の領域へ挑みました。

「OIMACHI TRACKS」商業ゾーンのコンセプトは、豊かなオフを生み出す「WELL, WELL, WELL(コミュニティ・サステナビリティ・バイタリティ)」。
地域住民やオフィスワーカー、来館するすべての人々にとって思い思いの時間が過ごせる場所を目指しています。
その中心に位置する『WELLSIDE TABLE』は、まさに“施設のへそ(中心)”としての役割を担っています。

花木様「一般的なフードコートのような『安くて早い』ではなく、『レストランクオリティの食体験をフードコートで提供する』ことを目指しました。結果として、出店いただいた7店舗中4店舗がフードコート初出店、あるいは施設コンセプトに合わせた新業態の開発に挑戦していただいています。オープン直後は想定以上にお子様連れのファミリー層にご利用いただき、手応えを感じています」
しかし、オープンに向けた準備が進む中で浮き彫りになったのが「客席数の限界」でした。

奥野様「フードコート全体の席数は270席。オープン後の盛り上がりはもちろん、隣接するオフィスビルの本格入居(※取材時点では入居率1割程度)が始まれば、客席だけでお客様を受け切り、需要をカバーすることは不可能です。せっかく店舗様が美味しい料理を作ってくださっても、席がないからと諦めて帰ってしまう機会損失を防ぐため、客席に縛られない『テイクアウト促進』の仕組みが不可欠だと判断し、開業約半年前からモバイルオーダーの検討を本格化させました」

複数のモバイルオーダーシステムを比較・検討するにあたり、チームは先進施設の視察や体験を徹底的に重ねました。その中で最も重視したのが「注文から決済までのステップの短さと使いやすさ(UI/UX)」でした。
寺尾様「ユーザーとして様々なシステムを体験した際、アプリダウンロードや会員登録の手間が多かったり、画面遷移が複雑だったりすると、途中で購入を諦めてしまうことが分かりました。favyさんのシステムは、初めて利用するお客様でも迷わずその場でスムーズに決済まで完了できるUIになっており、そこが非常に大きな魅力でした」
さらに、アトレとしてフードコートの運営自体が初の試みであったことから、システムの提供にとどまらない、favyの手厚い導入・運用サポート体制も選定の決め手となったと語ります。

花木様「開業準備の最終局面はとにかく時間がありません。そんな中、favyさんは弊社とテナント様の間に立ち、各ショップ様へ直接アプローチしてメニューの初期設定や店舗向け説明会の実施まで手厚くフォローしてくださいました。
自社で飲食施設を運営されているfavyさんならではの、現場目線に立ったオペレーション構築など、単なるシステム提供にとどまらない伴走があったからこそ、無事に開業を迎えられたと感じています」
商業施設へのシステム導入において、デベロッパーや店舗が最も懸念するのは「混雑時のオペレーション不全」や「ピーク時の店舗負担増」です。
『WELLSIDE TABLE』もオープン以降、ゴールデンウィーク期間を中心に連日大盛況となりました。
そんな中、現場運用において特に効果を発揮したのが、favyモバイルオーダーの「売り止め(注文受付停止)」機能でした。

奥野様「ピーク時に厨房が混雑してパンクしそうになった際、店舗側の判断で即座にモバイルオーダーの受付を一時停止することができます。店舗ごとの混雑状況に合わせて柔軟にコントロールできる仕組みがあることで、オペレーションの混乱を防ぎつつテイクアウト需要に応えられており、現場の大きな安心感につながっています」

通常オペレーションが定着した現在、『WELLSIDE TABLE』はモバイルオーダーを活用してさらなる売上・客単価アップを狙う「次のフェーズ」へ向かっています。
最大のポイントとなるのは、これから本格化するオフィス層の入居です。
今後、数千人規模のオフィスワーカーが入居してくる中で、ランチタイムに「並ばずにテイクアウトできる」という利便性をいかに周知・普及させていくかが課題となります。さらに、今後の機能拡張やfavyとの取り組みに対する期待も高まっています。
寺尾様「今後は、あらかじめ作っておいた数量限定のお弁当をモバイルオーダー上で在庫管理・事前決済し、店頭で名前を伝えるだけでサッと受け取れるような完全クイック受取の仕組みを作りたいと考えています。レジを通さずに完結できれば、忙しいオフィスワーカーにとっても店舗様にとっても大きなメリットになります」
さらに、フードコートの客単価を引き上げる、買い回り機能への期待も集まります。
寺尾様「複数店舗のメニューを一括注文できる『横断型注文』が実現できれば、さらなる利便性向上が期待できます。『WELLSIDE TABLE』は夜のアルコールニーズも高いため、お酒を飲みながら他店舗のメニューをスマホひとつでまとめて注文できるようになれば、買い回りが促進されて、フードコートならではの醍醐味を最大限に味わっていただけるはずです」
将来的には、JRグループが推進する新たな決済手段への対応やさらなるシステム連携も見据えながら、『WELLSIDE TABLE』はfavyモバイルオーダーを活用した「新しいフードコート体験」と「施設収益の最大化」に挑戦し続けていきます。
favyでは、自社でのフードホール・飲食店舗運営ノウハウを活かした「モバイルオーダーシステム」や「集客支援ソリューション」をご提供しています。
・席数を増やさずに、テイクアウトや共通席で売上上限を突破したい ・複数店舗の回遊・買い回りを生み出し、施設全体の客単価を上げたい ・テナントへの導入サポートや初期設定を含めて伴走してほしい
商業施設の活性化やモバイルオーダー導入に関する課題をお持ちの施設オーナー様・デベロッパー様は、ぜひ一度favyへご相談ください。
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favy直営店
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一般には、開業から3年で70%の飲食店が潰れていると言われています。
favyは「飲食店が簡単に潰れない世界を創る」ため、
自社で飲食業態やフードホールを運営し、収益最大化のノウハウ・テクノロジーを日々生み出しています。